第8回『古今東西 かしゆか商店』~洋服ブラシ編~ 2018.11.08
第8回「かしゆか商店」、お楽しみいただけましたか?
第8回目の舞台は、東京都日本橋。
300年続くブラシと刷毛の老舗“江戸屋”にお邪魔し、江戸の手仕事の奥深さに触れました。
手植えのブラシ一筋、300年間同じ場所でお店を構えているという“江戸屋”さん。
伝統を大切に受け継いできた12代目の社長さんより創業当時のお話を伺い、300年前の“江戸の町”に想いを馳せながら、店内を見学させていただきました。
この日は、実際に職人さんがブラシの手植えをする様子を見せていただくことに。
“江戸屋”さんでは、天然の豚毛を、毛先をつぶさないように1本1本手作業で丁寧に植え込んでいくのですが、「なぜ豚毛を使うんですか?」「なんでこんなに毛が長いんだろう」と、かしゆかは工程の1つ1つに興味津々の様子。
豚毛に触れさせていただくと、「思った以上に1本1本の毛がしっかりしてる!」と驚きの表情を浮かべていました。
そんな弾力性のある豚毛で作られたブラシでかしゆかの髪をとかしてみると、その感触の滑らかさを、同行していたヘアメイクさんも絶賛。
かしゆか本人はもちろん、スタッフ一同、職人さんの“匠の技”を肌で感じることが出来ました。
さらに、職人さんから「昔はブラシをハンコ代わりに使っていたんだよ」と教えていただき、「ブラシは生活に密着している道具だから、自分で使い方を見つけられるんですね」と納得の表情。
「いろいろなものにアレンジして使えるのが良いですね!」と、ブラシの魅力を再発見していました。
この日かしゆかは、歯ブラシ、急須用ブラシ、掃除用ブラシ、靴ブラシ、曲げわっぱ用のたわし等々、店内のさまざまなブラシをお買い上げ。
撮影終了後は、「全部どこかレトロな雰囲気があってかわいい!」「どれも欲しくなっちゃうな~」と、お買い物にも夢中になっていたんです(笑)。
撮影後、「洋服ブラシからは“江戸らしいモダンな粋”というより、温かみや柔らかさを感じた」と話していたかしゆか。
「小ささ、細かさ、手触りの良さ、愛らしさ…、“江戸屋”さんのブラシからはそんな“女性らしさ”を感じ取ることが出来たのが不思議でした」と、今回の買い付けを振り返っていました。
▲職人さんと記念に1枚♪
次回のかしゆか店主の買い付けも、楽しみにお待ちいただければと思います!